主婦が勝ち取った最高裁判決
一応、私も主婦をしながら仕事をしているのですが、その同じ境遇である主婦の方が国を相手に約7年間争った末、最高裁で勝訴した判決が最近ありました
どういう内容かと言うと・・・
長崎市の主婦(49)が、夫の生命保険金を受け取ったのは2002年11月。電気工事業を営んでいた夫が「万一のとき、家族が困らないように」とかけてくれたものだった。すべて一括で受け取るか、一部を年金にするか選べる保険で、保険会社から「違いはない」と説明された
当時、小学4年と中学3年の娘がいた。「娘たちが大きくなるとき、少しずつ使えたらいい」と年金を選択。保険会社からの通知で1回目の年金230万円から、所得税約22万円が源泉徴収されているのを知っても、「こんなにとられるんだ」ぐらいにしか思わなかった
だが、近所の人の紹介で相続税の申告を頼んだ税理士は「年金分には相続税がかかっているのに、なぜ所得税まで徴収されるのか
」と首をかしげた
税法の条文を調べ、税理士の疑問は確信に変わった。「普通の人が読めば、誰でもおかしいと思う」
最高裁によると、税務訴訟で納税者の一審勝訴率は近年、ほぼ1割。「勝てる見込みは少ないが、おかしいことはおかしいと誰かが言わないと」
税理士に説得され、主婦も「大事な人を失って受け取る生命保険金は誰でも1円も無駄にしたくない。同じ立場の人たちの役に立てるなら」と決心した
各種の控除もあり、訴えが認められても実際に返ってくるのは2万5600円
一審は弁護士を頼まない本人訴訟。「国にたてつくなんて」と身内はいい顔をしなかったが、税理士の助けを借りて、訴状や準備書面を作った
法廷では、被告席に国側の代理人がずらりと並ぶ。原告席に一人でぽつんと座ると怖くなったが、「ここまで来たらやるしかない」と気持ちを奮い立たせた
一審で勝訴したが、二審は逆転敗訴。それでも、「まだ最高裁がある」と信じていた
年金分の所得があることで、娘たちの授業料が免除されなかったこともある。思いは、同じ境遇の人たちに及ぶ
この日、最高裁で勝訴判決を聞いた主婦は法廷を出て「裁判は本当に長かったが、同じ立場の方たちのためにもお役に立ててよかった」との事
勝訴により戻ってくる金額は2万5600円といっても、日々の生活費をやり繰りする主婦にとっては大事なお金であり、更には「大事な人を失って受け取る生命保険金は誰でも1円も無駄にしたくない」という言葉に同じ想いを感じました。主婦だってやる時はやるって感じですね
カテゴリー:時事問題 日時: 2010年09月01日 11:55

